子供写真でフォトコンテスト♪ その4 |
定期的に触れたいなとは前から思っていたんだけど、過去の入賞作品についての記事について。作者が自分なので解説的なものかね。写真そのものだけでなく、そのコンテストに応募した時のことなんかも触れていこうかなと。
実は自分には一番のお気に入り、今後これ以上のものは絶対に撮れないであろう写真があるんです。exciteブログには公開してないので、そちらから見てくれている方は初めて見る写真かもね。
グランプリ
【受賞コメント】
「選んでくださりありがとうございます。写真は娘が産まれて2週間、初めての寝かしつけの時のものです。じっと一点を見つめていたので手を差し出してみたら、こちらを向いてギュッと握りました。目は見えてないはずなのに…と思いながらも新しい家族の誕生を実感しました。」
ムスメ1号の生後2週間で撮った写真で、記念すべき、コンテスト初応募作品。地元情報誌を見ていた奥さんに言われて応募したんだよね。そしたら、まさかのグランプリ。今ではどんなに大きな賞をとっても全く動じなくなった我が家だけど、当時はみんなで大喜び♪どんだけすごいか知らんが、360作品もの中から選ばれたんだぜ!賞品1万円分のアカチャンホンポ券GETだぜ!とお祭り騒ぎ。懐かしいね。
絶対にこれ以上の作品を撮ることはできないと言ったのは、こんなにまで被写体と向き合うことは、子供たちが成長し、被写体に意思が芽生えてしまった今ではもう無理だろうから。
この写真って、自分ではこのとき気づいてないけど、自分自身を撮ってるんだろうね。初めての子供で、お世話の仕方なんて全く分からない、泣かれたらどうしよう、でもすごく関わりたい、ずっとそばにいたい・・・複雑で説明しにくい感情が入り混じっている。タイトルもパッと思いついた割にはとてもよくて、張り詰めた緊張感というか、不安というか、微妙な空気が流れている状況をきちんと説明している。
カメラはEOS40D、レンズはシグマの50mm F1.4(旧型)。ISO1600、F1.4、1/50秒。左手はムスメ1号と繋いでいるので、右手でカメラを持って、かつムスメ1号と目を合わせるため(まだ見えてはいないのだけど)顔を見せてのワンハンドノーファインダー。これ広角でやるとそんなに難しくもないんだけど、換算80mmの画角とメチャクチャ浅い被写界深度、手振れ必至のシャッター速度・・・よく撮ったなぁと。70DならISO3200~4000、バリアングルで構図とピント確認ともう少し楽できそうね。
そんなカメラに魂が乗り移って撮ったような思い入れがある作品なので、自分の原点だと思っている。
「写真は目に見えないものまで映る。それを読み取る能力を身に付けたい」。そう言ったのは、昨年の富士フイルムフォトコンテストの表彰式でのスピーチ。今原点に立ち帰ったことで、被写体(子供達)の成長についていけなかった自分の写真が少しだけ、ほんの少しだけ前に進めたような気がする。
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生まれてすぐの時点で、整った美人ちゃんですね!!
ayumipapaさんの深いお言葉が、グサグサ刺さります!!笑
目に見えないものまで写る最近の私の写真には、邪念が入りまくりかもしれません…(^_^;)
そして、子供の成長スピードに反して、親としての成長も、写真だけでなく、心も、私の方が出遅れています…(~_~;)
私も、成長しなくては…(^_^;)
当たり前ですけど、生まれたときとはだいぶ顔も印象も変わりましたね。ムスメ達3人とも三者三様で面白い。
1ヶ月サボると、写真で見ても別人のような気がしますよね。本当に子供の成長は早いです。撮って、見て、考えて・・・時間がいくらあっても足りないです。
色々深読みする悪い癖?が写真を読む力と勘違いしないようにこれからも精進します。