よみうり写真大賞 ファミリー部門 「春の部」 入選 |
よみうり写真大賞ファミリー部門 「春の部」で入選したよ♪
【評】
かわいい子供のしぐさもさることながら、画面のボケ味、光のとらえ方がうまく、プリントも美しく仕上げています。
おお!これまた嬉しいお言葉をいただいたね♪
「かわいい子供の~」はどうでもいいとして(笑)、以降の言葉は撮影、プリントの技術を褒めてくれている。これは応募者として本当に嬉しい講評だよ。
ボケ味について、使用レンズはシグマの旧型50mm F1.4。新型が出てからは忘れ去られてしまったが、出た当初はその写りが絶賛されたんだよね。77mmの大口径に偽りなしの美しいボケ味が売りのレンズ。新型は9万近いけど、旧型は3万円台で買えた。Lレンズなんてとても買えないayumi♂にとって、安価で写り抜群のこのレンズに助けられた作品は数知れず。ただ、ピントがシビアというかAFだとほぼ運任せなんだけどね;EOS 70Dを使うようになってAFマイクロアジャスメント機能を-5(最大補正)にして幾分マシにはなったけどね。
逆光に強いのもこのレンズの売り。強烈な逆光に負けず、逆に表現として活かせるのはこのレンズならでは。
こういう所謂ポートレートが作品として認められるには、どこかに特徴というか「味」がないとダメなのでこのレンズの使用なくしてこの作品は成立しなかったということだよね。
もうひとつ褒められているプリントについて。使用プリンターはエプソンのEP-976A3。コピーやスキャンもできる普通の6色汎用機。A3までプリントできるのが特徴だね。本当は8色とか10色の写真専用プリンターを買いたいんだけど、家庭用の用途にも使うのでコピーやスキャン機能は必須。あとランニングコストはできるだけ抑えたいのでこれで我慢している。プリントについて色んな作品を実際に見てみたけどきっちりとレタッチして印刷すれば6色でも結構いける感じではある。実際にほとんどの応募作品がこれでプリントしているのでね。まぁ人物写真が中心ってこともあるかもしれないが。それよりはプリント用紙の方が大事ってことがここ1年ほどで得た収穫。エプソンの最高級光沢用紙オンリーだったのを作品の内容に応じて色んな用紙を使い分けて以来、入賞率が激増したのは間違いない事実。用紙を変えることによって色があっさりしたり、こってりしたり、シャープになったり、柔らかくなったり・・・奥が深すぎる世界。お店プリントだと残念ながら通常は光沢か無光沢しか選べないから用紙で差を付けることができない。このメーカーのこの用紙を使いたい!ってなればやはり自宅プリントをするしかないんだよね。所詮6色のプリンターでは・・・なんてことも言われるけど、用紙も含めてきっちりプリントすることで評価を受けることもできることがわかって嬉しいよ。まぁ、顔料の写真専用機を買いたい気はあるけどね。ちなみに昨年の「こころつないでフォトコンテスト」でもプリントを評価されたんだけど、今回の作品と同様にピクトリコのセミグロスペーパーという半光沢の用紙を使った。最近プリントで入賞している作品はほとんどがこの用紙を使用しているね。人物写真との相性は抜群で柔らかく印刷されるのがいい感じなんだよね。
紙面ではモノクロ掲載でこの作品の場合、これはこれでいいなと思ったけど、応募はカラーでしっとり柔らかいプリントに仕上げたものを送ったよ。肌色も綺麗に出せて満足の出来でした♪
それにしても小手先のスナップや風景まがいの家族写真ではなく、こういった被写体とガチで向き合った写真を撮るとはayumi♂も成長したもんだ。子供達の写真を撮ってなかったら、自分はどんな親になってるんだろう?と度々思う。今現在は撮っていてよかったなとは思っているんだけどね。